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ニホンブンレツ

【文庫】 ニホンブンレツ (文芸社文庫)

文芸社さんから発刊されました、文芸社文庫『ニホンブンレツ』(山田悠介氏著)の装画を描きました。

山田悠介さんの作品に絵を描かせていただくのは角川文庫「スイッチを押すとき」、「スピン」、文芸社文庫「その時までサヨナラ」、そして先月発刊されました幻冬舎「奥の奥の森の奥に、いる。」に続いて5作目になります。

スイッチを押すとき (角川文庫)スピン (角川文庫)【文庫】 その時までサヨナラ (文芸社文庫)

近未来、対立の続いていた東西日本がついに分裂。
たまたま東京に来ていた広島出身の博文は、突然の分裂で将来を約束した恋人と生き別れになってしまう。
なんとか彼女に会う方法はないか、小学校の教諭をしながらチャンスを待っていた。
ところがようやく潜入した西で目撃したのは、驚きの独裁社会だった。
再会の果てに、2人に待ち受ける驚愕の運命は!?


文芸社さんのサイトから引用しました。

分断時代のドイツのように、東西での行き来が不可能になり、分断されてしまった人々。
誰のための社会なのか、誰のための政治なのか、全く理解に苦しむような状況下に人は置かれます。
この世界のなかでいったら、神奈川県に住む私は東に属するわけなのですが……
西じゃなくてよかった!

この物語の政治的な展開は今の平和な日本から考えると性急で極端な流れで、現状ではありえないように思えますが、しかしついこの前までこの世界の中で存在していた事象に酷似していることだということを考えると「絶対に無い」とは言い切れない恐ろしさがあります。
主人公たちのような権力に対する力や立場が無い私は、こんなふうになってしまった世界に対していったい何ができるのかな、と思うと……。
読んだあと、今の平和を大切に思い、ささやかながら市民のひとりとしてのつとめを果たしていきたいなと思いました。
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