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昆虫部

昆虫部

5月24日に幻冬舎さんから発行されました、『昆虫部』(椙本孝思氏著)という本の装画と章扉のカットを描かせていただきました。

恋もイジメも人生も、青春の悩みは、虫に聞け!

「つまんねー」「くだらねー」「やるきしねー」と生きることから逃げてばかりいた高校生がひょんなことから入部したのは、校内一マイナーな「昆虫部」。昆虫の驚くべき生態を知れば知るほど……


以上、帯から引用させていただきました。

主人公は、やるきない系気取りの、実際うじうじと内向的で考えすぎて臆病になっている高校生男子です。
なんか、みもふたもない表現になってしまいましたが、実際、拝読していて、「ウワッ、いやなやつだな……!」と思っておりました。(←酷い……)
なんというか、この主人公のネガティブな思考、思い当たる節もあり、共感できてしまうところもあるのがたまりません。
そんな彼が巻き込まれるようなかたちで「昆虫部」という珍妙な部と関わりを持っていくことで、周囲や彼自身が大きく変化していく、そんな物語だと思います。

私のイチオシは、メガネをかけている五十嵐航平くん!
(装画の、向かって右端の男の子です。)
彼の特異なキャラクターは物語の中でひときわ輝いていると思います(私は)。
ヒロイン(?)の蛍ちゃん(向かって左端)も、なかなか……一筋縄でいかない女の子で……
なんというか、全編、ひと癖ふた癖ある登場人物ばかりで、主人公が暗い思考のやつなのに(先ほどからひどい呼ばわり方でほんとにすみません)、物語からはとっても青春の勢いを感じます。

昆虫部、ということで、全編通して虫の生態などがからんでくる場面が多いのですが、虫に詳しくない私は、そういった虫についての知識に触れ、なるほどなるほどと大変興味深く読むことが出来ました。
虫好きの方にとってはわりとポピュラーな虫たちが登場しているようなので(たぶん)、きっと自然に楽しく読んで頂けるのではないでしょうか。
虫がちょっとニガテな方でも、そんなに生々しくて困っちゃうような虫の描写はなかったと思いますので、ふつうに読んで頂けるのではないかと思っております。

今回、章扉のカットということで、装画とは別に13匹の昆虫の絵を描きました。
お仕事ではカブトムシの絵は描いたことがあったのですが(翔太の夏)、今回はバラエティ豊かなラインナップの虫たちを一気に描かせていただきました。
身内に見せたところ、「モルモンコオロギ」の絵が特に私の絵っぽいそうです(笑)
章扉のデザイン、とっても凝っていて素敵なのですが、見本をいただいて一番ビックリしたのが、もくじページのデザイン……!
こんな風になるとは知らなかったので、拝見して「ウオーーーッ」っと声がでました。
がんばって虫描いてよかった……!

ぜひ、皆様にお手にとってご覧いただきたいです。ぜひぜひ。
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