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夜を守る

夜を守る

5月に双葉社さんから文庫本化されて発行されました、『夜を守る』(石田衣良氏著)という本の装画を描かせていただきました。

上野・アメ横。繁、サモハン、ヤクショの三人はこの街で暮らす幼なじみ。仕事上がり馴染みの定食屋に集まるのを楽しみに生きてるクールじゃない毎日。だが、ある事件をきっかけに、アメ横の夜を守るべく「チーム」を結成することに。痛快青春ミステリー。


以上、双葉社さんのサイト(単行本のほうのページ)から引用させていただきました。

26歳の、どこかモラトリアムな男たち4人が、ひょんなことから上野の夜を自主的に警備する『ガーディアン』として活動を始め、上野で起こる大小様々な事件に関わっては解決してゆく、ドキドキしたり、ホッとしたりする物語です。

主人公のアポロは、4人の中では一番賢く、学歴もあるけれど、フリーターで、いわゆる自分探しの真っ最中という感じの人物なのですが、そういう人に対して著者が温かなまなざしを向けているのがわかる物語だと感じました。
人生の充実を求めるにはいろんな道があるし、時間をかけてそれを探すことも許されている、そんな風にいわれているように思いました。

4人のガーディアンたちの中で、私が一番魅力的に思ったのは、知能障害がありながらサヴァン症候群っぽい能力も持つ『天才』。
純粋で素直で、4人の中では弟分的な立場なのですが、時々鋭いことを言ってのけるのが痛快でした。
そして彼を取り巻く周りの人たちがとても彼に対して肯定的なのも気持ちよかったです。

装画は、上野のガード下の4人を描きました。
このほかにも、書店用のPOPやポスター用で、定食屋『福屋』に集う4人の絵も描いてます。
書店でご覧いただけることもあるかもしれません。
もともとは装画のために描いたラフなのですが、こちらで拾って使っていただけたという……嬉しいです。(笑)

皆さんにお手にとって読んでいただきたいです。
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