2013年05月

宝探しトラジェディー

宝探しトラジェディー

幻冬舎「宝探しトラジェディー」(木下半太氏著)のカバーイラストを描きました。

人生はいつだって、「宝」を探す冒険だ。11歳の江夏七海の人生最初の冒険は、人生最悪の初恋から始まった。木下半太の傑作。

誰にでも、「大人になった夏休み」がある。江夏七海にとって、十一歳の夏休みが“それ"だった――。

冒険家の父・十蔵が受けた宝探しの仕事に、いやいや付き合ったのがすべての始まりだ。
金持ちの老人から「探してほしい」と言われた“宝"とは、家出中の美少女。七海は少女の写真に一目惚れするが、腹違いの姉と聞いて大失恋する。
そこからは、不運の連続! 信じていた人の裏切り、見えない敵からの攻撃、誘拐事件……。「宝探し」の使命は全うできるのか? 結局、探すべき本当に大切なものは、何だったのか?
せっかくの人生、ハラハラドキドキしないと意味がない! 常識はずれで人に迷惑ばかりかける大嫌いな父の背中を見て、少年はちょっと大人になった――。

冒険の入り口は、いつでも、すぐ隣にある!
木下半太の才能が迸る、希望に満ちたドキドキ青春サスペンス。


こちらの装画、私のサイトで絵をご覧になった方の中には、なんか見たことがあるなあと思われた方もいたでしょうか。
実は2007年にサイトに掲載したイラストをそのまま装画として使っていただきました。
こちらの絵のタイトルは「自由研究」というのですが、夏休みに少年たちが何かを計画したり企んだりしている感じがこの作品に呼応するだろうということでした。

なので、あくまでイメージ的なイラストで、登場人物たちにピタリと即した絵ではないとは思うのですが、物語世界の空気感をお伝えできたらよいなと思います。

物語はとてもドキドキハラハラする展開なのですが、登場人物たちが大変軽妙で、楽しく読み進めることができます。
少年目線で夏休みのひとときを(しかしこんな夏休み、まずないだろうなあ)すごす事ができる物語だと思います。
現在少年少女である人、またかつて少年少女であった方々に、ぜひ読んでいただきたいです。
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yomyom vol.28 2013年春号

yom yom (ヨムヨム) 2013年 06月号 [雑誌]shio03.jpg

5月1日に発売されました新潮社『yomyom vol.28 2013年春号』に絵を描きました。
塩田武士氏の新連載「氷の仮面」に挿絵を一枚描いております。
連載第3回。

初めての彼女、真壁君を思い浮かべてした行為、本当の自分を教えてくれた出逢い――。
二つの性の中で揺れる、翔太郎の下した決断は。


新潮社さんのサイトから引用しました。

いよいよ高校生になった翔太郎。
ますます自分の中の性の違和感が強くなり、自分の生き方を模索するようになります。
そしていまだに小学生のころからの初恋の人に恋を続けている翔太郎。
すごい。
脆くて弱そうな彼(彼女)でしたが、自分自身を偽らない、まっすぐな強さを感じます。

次回は高校卒業後の翔太郎なのだろうけど、いよいよ予想がつかなくなってきました。
3ヵ月後の夏号が待ち遠しすぎます……!

忍剣花百姫伝(七)愛する者たち

(P[こ]5-7)忍剣花百姫伝(七)愛する者たち (ポプラ文庫ピュアフル)kao07_mo.jpg

ポプラ文庫ピュアフル「忍剣花百姫伝(七)愛する者たち」(越水利江子氏著)のカバーイラストを描きました。
シリーズ最終巻です。

花百姫と八忍剣の、すべてをかけた凄絶な戦いが始まる――渾身の時代活劇ファンタジー、感動の完結編!!【解説/あさのあつこ】
渾身のシリーズ、ついに完結!!

精一杯、生きて。その先ににしか道はない。
信念と祈りに裏打ちされた、どこにもないたった一つの終わり方。
わたしたちは、明日に向かって半歩を踏み出すための勇気をもらえるのです。
―――あさのあつこ氏

真の姿をあらわした魔王は地獄の七口を開き、そこから魔物があふれだしてくる。
各地で五鬼四天の忍びが決死の戦いを繰り広げるが、滅びの時が近づいていた。
一方、霧矢は単身時の狭間を抜け、魔王を追った。
彼に導かれるように花百姫たちが行き着いたのは、遠い未来か超古代か、
魔王が支配する異世界。そして凄惨な戦いが待ち受けていた――
渾身の時代活劇ファンタジー、感動の完結編!!


ポプラ社さんのサイトより引用しました。

既刊6巻はこちら。

忍剣花百姫伝(1) (ポプラ文庫ピュアフル)忍剣花百姫伝(二) (ポプラ文庫ピュアフル)忍剣花百姫伝(三) (ポプラ文庫ピュアフル)
忍剣花百姫伝(四)  (ポプラ文庫ピュアフル)忍剣花百姫伝(五) (ポプラ文庫ピュアフル)忍剣花百姫伝(六) (ポプラ文庫ピュアフル)

今はじめて気付きましたが、三巻ずつ並べると、メインカラーが
赤→緑→青
でループしているかのようですね……!

1巻の刊行がちょうど一年前。
隔月の刊行でしたが、あっという間の一年間でした。

7巻の装画、テーマはずばり「愛」!
花百姫の霧矢に対する想い、そして霧矢の花百姫に対する想いを絵にできたらと思いながら描きました。

時空を超えて繰り広げられてきた忍剣たちの戦いに、いよいよ終止符が打たれます。
文庫版の7巻には単行本時の結末にさらにエピソードが付け加えられています。
私は単行本の、余韻の残る終わり方も好きでしたが、文庫本に新たに書き下ろされた結末も、花百姫に対する私たちの思いもやさしく汲み取ってもらえるような心地がしてとても好きです。
単行本で読破された方にも、ぜひ読んでいただきたいです。

それにしても、花百姫伝、キャラクターが魅力的すぎた……!
みんな愛おしい。
越水先生のブログで時々繰り広げられている外伝が大好きだったりします。
パラレルワールドで、もっと平和な世界で彼らがいっしょに旅をしてたりしたら……妄想タマリマセンッ。

7巻通して絵を描かせていただいて、感無量です。
初めてこの作品を読む機会が出来たのは、読売新聞のあさのあつこ氏の本の紹介の記事の挿絵を担当していたときにこちらの本が取り上げられたときでした。
著者の越水先生とはツイッター上でお付き合いさせていただいていたので、そのような形で思いがけず絵を描くことができて凄く嬉しかったのを覚えています。
このときは実は7巻すべては読めずに、2巻と7巻(当時1巻は在庫がなかったのでした)だけ読んで絵を描きました。
まさか、そのあと装画という形で花百姫を描くことになろうとは……!
花百姫を通して、私自身不思議なご縁をたくさん感じることができました。

すべての方々に、ぜひぜひ読んでいただきたい物語です。

小説屋sari-sari4月号・5月号

角川書店から配信されました、電子書籍版「小説屋sari-sari」4月号、5月号にイラストを3点ずつ描いてます。

まずは4月号。

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本読み女子におくる、旅と冒険の物語マガジン! 「黒猫」シリーズの森晶麿登場!!二大ホラー連載「タイド」「Another ~epiode S」!!
二大ホラー連載急展開!「リング」シリーズ最新作「タイド」&「Another ~episode S」!!「炎の蜃気楼」の著者がおくる考古学冒険シリーズ、「まだれいなの十字架 西原無量のレリック・ファイル」 「ののはな通信」大学生になり再会したかつての恋人が告げる、衝撃の事実とは!?
【今号の執筆者】綾辻行人/桑原水菜/小橋めぐみ/小路幸也/鈴木光司/藤木稟/三浦しをん/森晶麿(50音順)


4月号はふと思い立って、アラビアンナイトの世界に飛び込んで空飛ぶじゅうたんに乗るアリスたちを描きました。
一度描いてみたかった世界だったのでとっても楽しく描けました。

続きまして、5月号。

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本読み女子におくる、旅と冒険の物語マガジン。崎谷はるひ「トオチカ」大特集&外伝掲載!!
その花の名を、誰も知らない……乾ルカが送るサバイバルロマン「11月のジュリエット」連載開始!驚愕の真実が明らかになる!?「Another ~episode S」!! 「バチカン奇跡調査官」平賀の弟、良太。彼の能力は…人の死を予知できること。
【今号の執筆者】綾辻行人/桑原水菜/小橋めぐみ/小路幸也/坂木司/崎谷はるひ/鈴木光司/藤木稟/三浦しをん


5月号は、ネタをひねり出すのに難儀する私に対して発せられた編集さんの
「エッシャーとか……」
というむちゃぶりにその気になってがんばって挑んでみた、エッシャーの世界を旅するアリスたちです。
無謀でしたが、とてもいい経験になりました。
アリスの「ドヤァ」な顔をぜひ見てやってください。

毎月アリスたちにどんな旅をしてもらおうか、うぬうぬと考える日々です。
こんな世界のアリスが見たい!というのがもしありましたら、ツイッターなどでこそっと教えていただけたりなんかしたら嬉しいです。

そうそう、1月号からkindle版の発売が始まっておりました!
こちらからもぜひどうぞ。

みんなのセンター教科書 国語

みんなのセンター教科書 国語(古文・漢文) (みんなのセンター教科書 ゼロからぐんぐん合格ライン!)みんなのセンター教科書 国語(現代文) (みんなのセンター教科書 ゼロからぐんぐん合格ライン!)

旺文社「みんなのセンター教科書 国語(古文・漢文)」(福田睦子氏、髙堂晃壽氏著)、「みんなのセンター教科書 国語(現代文)」(兵頭宗俊氏著)のカバーイラストを描きました。
「みんなのセンター教科書」シリーズ、12、13冊目になります。

旺文社の特設ページはこちら!
センター試験までのカウントダウンもしているので、受験生の方は気持ちを鼓舞するためにもぜひ覗いてみてください。

毎回、著者の先生方をイラストに描いているのですが、今回はそれぞれ担当されている教科っぽい服装(扮装)で描いてみました。
古文の福田先生は平安貴族っぽい装束で、漢文の髙堂先生は漢服。現代文の兵頭先生は文豪っぽい装いにしてみました。

裏表紙側にはシリーズを通して登場させている、知る人ぞ知る(知らない人は知らない)ガクラン君とそのライバルであるクールなメンフクロウが、またそれなりのことをやらかしておりますので、ぜひ確認してみてください。

センター試験で国語を受験される方はぜひ!学習のお供にこちらの水色の参考書をチェックしてみてください~

93番目のキミ

93番目のキミ

文芸社「93番目のキミ」(山田悠介氏著)にイラストを描きました。
カバーイラストと扉に描いてます。

人々の生活を助け、より快適にしてくれる“スマート・ロボット"が発売された。後継機となる「スマロボII」は、“相棒アプリ"をダウンロードすることで驚きの機能を発揮する。大学生・ナリタは驚異のロボットを入手してキャンパスライフを楽しんでいたが、ある姉弟との出会いが、ナリタたちの運命を変えていった――2人は絶望する弟を救えるのか。そしてその先に待ち受ける涙の結末は?


文芸社さんのサイトより引用しました。

限りなく現在に近いのですが、車を購入するような感覚でアシ○みたいなロボットが購入できる世の中が舞台の物語です。
主人公が購入したスマート・ロボット略してスマロボの「シロ」が、もうなんとも、けなげでけなげで……。
「涙の結末は?」なんて書かれていると泣きたくなくなる性分の私ですが(笑)、思わずゲラを読みながら涙してしまいました。

スマロボのような高い知能のあるロボットが生活のなかに存在していたら、実際こんな感じなのかもなあ……、と考えさせられました。
鉄腕アトムの世界よりずっと現実に近い感じで、ロボットの設定や、ロボットに対する周りの反応、事件に対する社会の反応なんか、とてもリアリティがあります。
実際に実現するまではなにかと難しそうですけど、家事をしてくれたりするのはやっぱり魅力的だなあ~。売ってたら欲しいなあ~。(笑)

そしてそして、こちらの本の発売記念で、またまたネーミングキャンペーン
3名さま!
山田先生の次回作にあなたの名前のキャラが登場する!
応募が5月15日まで!って明日まで!(汗)
でもどなたでも、簡単に応募できそうなので、山田先生作品のなかで大活躍したい方(どんな役になるかはわかりませんが……)ゼヒゼヒ。

あと、スマロボ育成iPhoneアプリ「育ててスマロボ」なんていうのも配信が予定されているようなので楽しみです。

小説すばる 2013年4月・5月号

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小説すばる 2013年 05月号 [雑誌]map7_2.jpg

集英社「小説すばる 2013年4月号」「小説すばる 2013年5月号」掲載、朝井リョウ氏の連載小説「世界地図の下書き」にイラスト2点づつ描いてます。
連載第6回、7回。

子ども達は、大好きな佐緒里のために、ある計画を立て実行に移し始めます。
子どもたちなりに知恵を絞り、目標実現のために暗躍(笑)を始めるのですが、大人顔負けの行動力と子どもらしい詰めの甘さが、頼もしかったりかわいかったりします。
同時にとてもいじらしい。

実は私はもう最終話を拝読して絵も描き終わっているので、彼らがどうなるのか知っているのですが、それはもう……乞うご期待、なのです。

月刊 J-novel (ジェイ・ノベル) 2013年 4月号・5月号

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月刊 J-novel (ジェイ・ノベル) 2013年 05月号 [雑誌]bitter04.jpg

実業之日本社「月刊ジェイ・ノベル」4月号・5月号、小路幸也氏の連載小説「Bittersweet Waltz」に挿絵を1枚ずつ描きました。
連載第3回、第4回。

<今回の凄く端的なネタばれ>

いまだに 私の 三栖さんの行方は明らかになりません。
( ;∀;)


<ネタばれ終わり>

みんなで三栖さんのことで頭を悩ませているのに一向に三栖さんの気配がしてこない展開に、はう~んはう~んと身をくねらせながら(きもい)、今回も毎度おなじみ弓島珈琲店内を描きました。
5月号では初めて、ヒロインのあゆみちゃんを描いてみました。
しまった、4月号で描いた丹下さんもヒロインでした。失礼しました。

あゆみちゃん、いいなあ。
私もあゆみちゃんみたいな清楚でかわいくていじらしい女子大生になりたかったです。
あゆみちゃんは間違っても徹夜でマージャンなんてしないんだろうなあ……。

物語は、三栖さんの安否が心配なのはもちろんのこと、事件が意外な方面ともつながりを持ちそうな気配を見せていて、引き続き目が離せません。
早く元気な三栖さんを拝みたいです。
早く元気な三栖さんを拝みたいです。

神津恭介、密室に挑む: 神津恭介傑作セレクション1

神津恭介、密室に挑む: 神津恭介傑作セレクション1 (光文社文庫)

光文社文庫「神津恭介、密室に挑む: 神津恭介傑作セレクション1」(高木彬光氏著)のカバーイラストを描きました。

眉目秀麗、頭脳明晰、白面の貴公子。輝かしい形容に彩られた名探偵、神津恭介。彼が挑むのは密室トリックの数々。鍵の掛かった部屋の外に残された犯人の足跡、四次元からの殺人を予告する男……。不可解極まる無数の謎を鋭い推理でクールに解き明かす! いつまでも燦然とした魅力を放つ神津恭介のエッセンスを凝縮した六つの短編を収録。傑作セレクション第一弾!


光文社さんのサイトより引用しました。

私は絵を描く前、ゲラを拝読するときに、登場人物の外見描写や特徴などにラインを引いたり、抜き出してまとめたりという作業をよくするのです。
そのときに、描こうとしている人物に「少し整っている」とか「ちょっとハンサム」とかいう描写を見つけると、嬉しくてグッとこぶしを握ったりするのですが(キモすぎ)、この神津さんの外見描写といったら……
こんな
「イ・ケ・メ・ン!イ・ケ・メ・ン!」
(「イ」と「メ」のところで手拍子を入れる感じで)
という感じで、どう読んでも避けようが無いくらい正々堂々いい男だということが書かれている人を描かねばならないのは、嬉しいを通り越して重荷に……ッ!

でも楽しかったです。
もう既にたくさんの方のなかにたくさんの神津像が存在していると思うのですが、そしてそういうハンサムを描くときは、できればそのイメージ一つ一つを壊さないよう、人物像をぼかして描くという方法もあったと思うのですが、せっかくいただいた神津さまを描く機会なので、いっそ真正面から当たって砕けてみようと思いました。
昭和初期のレトロな感じが出るよう、そしてなんというか「ザ・名探偵」というふうみの、逃げも隠れもない、というより、ひねりのないベタな絵を描いてみたのですが、描いていて本当に楽しかったです。

こちらには神津さんの活躍する、密室トリックの短編が6作収められています。
以前からの神津さんファンの方にもぜひ、そしてまだ読まれたことが無い方はこれを機会にぜひ読んで神津さんのかっこよさにしびれていただきたいです。

FeelLove vol.18

FeelLove vol.18 いまを描く、いまを生きる女子。 (祥伝社ムック)zazen301.jpg

祥伝社より発売されました「FeelLove Vol.18」にイラストを描きました。
田口ランディ氏の連載小説「坐禅ガール3」、見開き扉にモノクロイラスト1点描いてます。
マタニティヨガの風景をほんのり不思議な感じに描いてみました。

今回は2回目に登場した女性が引き続き登場。
妊婦となった彼女がマタニティ・ヨガを始め、そこで出会いがあります。
なんとなく、再び文字通りの座禅ガールっぽくなってまいりました。

この女性の、冷静に自己分析する視点はなんだか凄く共感できてしまう。
彼女がこれからどんな人に出会い、どうなってゆくのか大変楽しみなのですが、
次回はどんな展開が待っているのか全く想像つきません。
楽しみです……!

時間と学費をムダにしない大学選び2014 - 最辛大学ガイド

時間と学費をムダにしない大学選び2014 - 最辛大学ガイド

中央公論新社「時間と学費をムダにしない大学選び2014 - 最辛大学ガイド」(石渡 嶺司氏、山内 太地氏 共著)にイラストを描きました。
前年度版の「一番新しく、どこよりも辛口! - 最辛大学ガイド 2013」に続く、「最辛大学ガイド」の最新版です。
前年度版はこちら↓

一番新しく、どこよりも辛口!  - 最辛大学ガイド 2013

表紙まわりに3点、あと本文中の扉絵も10点ほど新たに描いております。

偏差値、知名度、立地にイメージ……。
大学選びの基準はそれぞれ。
でも、重要なのは「卒業後」。
興味のある職種で選べる進路案内の決定版。
圧倒的情報量で受験生を徹底サポート!


中央公論新社のサイトより引用しました。

章がそれぞれ、就きたい仕事別(あるいは就きたい仕事がわからない、お金がない、という章も)に分かれているのですが、章扉はその職業分野をイメージする絵になっています。
今回、約半数の章扉を新しく描いたのですが、前回同様、制服や白衣や作業衣が描けるのが大変楽しかったです。

990ページの大ボリューム、そして毎年新しい情報が反映された、頼りになる大学選びガイドだと思います。
大学選びはもとより、職業選びにも役立つ情報がたくさんあると思います。
どういう大学を選んだらいいのかわからないという人はもちろん、大学で何を学んだらいいのかわからない、そもそも自分が何になりたいのかわからないという人にも参考になる本だと思います。
私自身は大学に入ってから、サークルのみんなの学部を聞いたりして「うわあ~、そんなおもしろそうな学部学科があったのかあ~」なんて頭を抱えていた間抜けでした。
今はこういう情報が簡単にたくさん入手できて本当にうらやましいです。
高校生の方々、あるいは中学生の方々にも、ぜひ手にとっていただきたいです。

快晴フライング

([ふ]2-1)快晴フライング (ポプラ文庫 日本文学)

4月に刊行されました、ポプラ文庫「快晴フライング」(古内一絵氏著)のカバーイラストを描きました。

優勝を目指して飛び込め!
弱小水泳部が挑戦するかつてない男子メドレーリレーとは?
挫折と成長を、笑いと涙で描く新しい青春小説!


ポプラ社さんのサイトより引用しました。

なんだかんだあって大会優勝が部の存続条件となってしまった水泳部を引っ張っていかねばならなくなった主人公と、彼を取り巻く部員たちの奮闘ぶりがおかしくもまぶしい物語です。

と書くと、まるで主人公がまっすぐな熱血少年のようなのですが、そうじゃない。
部員も、ちっとも精鋭じゃない!
というか、ある意味精鋭……よくぞここまで、とあきれるくらい(笑)多種多様、超個性的なメンバーばかり。

「かつてない男子メドレーリレー」って、「かつてない」って、どういうことなんだろう??と思って読み始めましたが、そういうことか……!と、まさかの展開にすごく驚かされます。
言ってしまうとまんまネタばれになってしまうので、これ以上は語れないのがもどかしい……!

いろいろ、わけありの部員たちがひとりひとり愛おしいです。
そして彼らを支える大人たちが、偉いばっかりじゃない大人たちなのがまたとっても共感できてしまいます。
私のお気に入りは、顧問の柳田先生です。

カバーイラストは、まさにプールに飛び込まんとする主人公龍一と部員の面々を描きました。
……犬かきと顔あげ平泳ぎでしか泳げず、飛び込みなんて、そんなとんでもない(蒼白)……という私が飛び込みを描くのは、想像以上に難しかったです……。
まあまあ泳げる家族に最初に描いたものを見てもらったところ、
「ああ、これは腹うちするやつだね!」
といわれる始末でありました。

そんな私でも、なんだかあらためて水泳をやってみたくなるここちになれる、きらきらとまぶしく、さわやかななかにもちょっぴり苦味もある、そんな青春の物語です。
部活でがんばる中高生、昔部活でがんばっていた大人たち、がんばらなかった人たち(私はここです)、皆さんにゼヒ読んでいただきたいです。

ジャーロ No.47

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だいぶ経ってしまいましたが……
3月刊行、光文社ジャーロ No.47」掲載、宮内悠介氏の読みきり連作、<碁盤師・吉井利仙の仕事>「焔の盤」に絵を描きました。
昨年夏の「ジャーロ No.45」掲載の「青葉の盤」に続き、シリーズ2作目です。

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↑前回は榧(かや)の木を探して森を歩く碁盤師の利仙と彼の弟子でプロ棋士の愼を描いたのですが、物語の主役ともいえるかやの木を描くのに大変苦労しました。
「かや」なんて全く知らなかったので……。
実はその後も、「林業少年」でかやの木についてふたたび調べて苦労したりしまして、なんか昨年はやけに栢(←これも「かや」。いろんな漢字があるし…)に縁のある年でした。

今回は問題の碁盤を前にする愼と先輩棋士の蛍衣を描きました。
この碁盤を描くに当たってまた私の頭の中に「?」がいっぱいだったため、宮内先生から参考資料をいただいたのですが、自分の知らない碁盤の世界の奥の深さにまたもや驚きました。

今回は利仙のライバル、安斎という碁盤師が登場します。
いかにもダークサイドなキャラクターで……!
でもそこがなんだかむしろ人間くさくて、憎みきれない魅力があります。

利仙は今回も碁盤師ならではの深い知識をもって探偵なのではないかと思うくらいの鋭い推理で碁盤にまつわる謎を解決してみせます。
カッコイイ……!

チャリティー展ありがとうございました

いつも告知だけ慌しくして、そのあとどうなったんだよ!
という感じで、アアウウとなってましたので、今回はきちんとご挨拶を。

本日最終日、参加させていただいた恵比寿のギャラリーまあるさんの「東日本大震災被災地支援・チャリティー展」に行ってまいりました。

あの素敵なギャラリーに自分の絵も飾っていただいているのが、何度見ても(三回目ですが)リアリティがないというか、不思議なここちになります。

今回もたくさんの方にご覧いただけて大変嬉しかったです。
ありがとうございました!
そして前回も、今回も、ご購入いただきました方にも篤くお礼申し上げます。
前回もでしたが、今回も、私の作品にいただきました代金はすべて寄付させていただきます。
皆様のお気持ちが大変ありがたく、嬉しいです。

前回も今回も、ポストカード大の作品ということでだいたい大きさの同じくらいの作品ばかりが並んでいたわけなのですが、額が毎回多種多様なことにも私が圧倒されておりましたら、オーナーの方から額についての貴重なお話を伺うことができました。
毎回、うかがうたびに大変勉強になります。

いつも私はデータ上で作品を仕上げているので、こういったギャラリー展示のようなマチエールが大切な場面でいったいどうすればよいのか、いまだに答えが出せず完全に模索中で、果たして自分がこのような場所に絵を出させていただくことに意味があるのだろうかとかいうところからいろいろ悩んでしまっているところであります。
正直、力の及ばない自分をさらけ出すことに意義があるのだろうかと。

でもこういった展示に参加させていただくたびに発見があり、自分の中にもっとこうしてみたいという気持ちが沸いてもくるので、もっと学んでかっちょわるく足掻いてみたいともほんのり感じています。
また機会がありましたら、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

東日本大震災被災地支援・チャリティー展(3)

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昨年に引き続き、恵比寿のギャラリーまあるにて開催中の
「東日本大震災被災地支援・チャリティー展(3)」に参加しております。
会期は5月7日(火)〜5月12日(日)
……絶賛開催中!明日まで!です。
(またこちらでの告知が遅くなってしまったという例のやつです……)

昨年同様、すべてポストカード大の作品です。
私は今年はボールペン画を出展しております。
普段パソコンでいくらでもやり直しのきく絵をタリラリ描いているので、たまにこうして失敗が取り返せない絵を描くのは大変緊張します。
でも大変新鮮な気持ちで楽しく描けました。

お近くにお立ち寄りの際には、ぜひお越しくださいませ。
私も、明日見にいけるかなあ~

以下、まあるさんのサイトより引用です。

東日本大震災被災地支援・チャリティー展(3)

2013年5月7日(火)〜5月12日(日)
12:00〜19:00 最終日16:00まで
月曜休廊

青山みるく・浅羽容子・あずみ虫・池田あきこ・井筒啓之・井筒りつこ
宇野亜喜良・大野隆司・おぐらこうへい・小倉正巳・奥 勝實・岡田 里
岡田千晶・おちまきこ・加藤龍勇・管野研一・北見葉胡・国井 節
国武 将・後藤範行・篠崎三朗・下谷ニ助・白井美奈子・スカイエマ
スガミカ・すぎうらよしこ・高松ひとみ・田沢千草・谷口周郎
田村セツコ・タムラフキコ・なかがわみさこ・中村豪志・中村みつを
那須慶子・鯰江光二・ナムーラミチヨ・蜷川みほ・野村たかあき・野村直子
はせがわゆうじ・原 マスミ・樋口裕子・平澤貴也・深瀬優子
福田真一+プロダクション花城・舟崎克彦・古内ヨシ・古屋亜見子
松井有希・Matsu★Bockrin・まつやまけいこ・丸山ゆき
ミズシマシゲル・密田 恵・南 椌椌・山下以登・山田心平・山福朱実
山本祥子・山本正子・山本祐司・よしざわようこ・吉田稔美・渡邉知樹


※売り上げの一部は東日本大震災 津波遺児支援レインボーハウス建設資金に寄付いたします。
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