2012年12月

小説すばる 2013年1月号

小説すばる 2013年 01月号 [雑誌]世界地図の下書き

集英社「小説すばる 2013年1月号」掲載、朝井リョウ氏の連載小説「世界地図の下書き」第3回にイラスト2点描いてます。

今回は、児童養護施設の事務室に呼ばれる太輔と、運動会で全校生徒で踊る雨乞いの踊りを踊る太輔を描きました。

麻利のクラスでの状況、それを心配する兄の淳也、強がっているが母との関係が思うように行かない美保子、そして高校卒業と共に施設を出て行く予定の佐緒里と、同じ生活班の面々の置かれた状況を見ている太輔でしたが、彼自身のおかれた状況にも大きな変化の兆しがあらわれます。

子どもたちそれぞれが色々な状況に置かれ、色んな思いを胸に抱きながらも日常生活を送っている様が切なくなります。
特に太輔達の生活班で最年少の麻利のけなげさには胸がきゅんとします。

運動会のまるで小宇宙のような情景、あの空気感、とても懐かしいです。
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箱の中の天国と地獄

箱の中の天国と地獄 (講談社文庫)

講談社文庫「箱の中の天国と地獄」(矢野龍王氏著)のカバーイラストを描きました。

トラップだらけの箱がすべての運命を握る!
戦慄の脱出ゲーム開幕!!
2人の少女は極秘施設から、無事生還できるのか!?

「2つの箱のどちらかを開ければ上階への扉は開かれる。但し正解は1つ、不正解には死の制裁が」般若の面を被る謎の男に集められた男女6人が、密室と化した25階建の極秘施設から脱出するため繰り広げる極限の二者択一ゲーム。彼らはただ運を天に任せるしかないのか、それとも正解の箱を選ぶヒントがどこかに隠されているのか?天国と地獄の究極選択S・S(サバイバル・サスペンス)開幕!


講談社のサイトより引用しました。

大変非道で危機的状況に置かれた登場人物たちがその中でも懸命に状況を把握し攻略していこうとします。
残酷な描写もありますが、少しずつ明らかになっていく彼らの状況や、それを攻略していくさまはちょっとゲーム感覚にも似ていて、ぐいぐいと読むことが出来ました。

カバーは、主人公の少女を描きました。
作中の外見描写があまりないので、すっかり私の想像で描いてみましたが、みなさんはどんな少女を想像するのか、気になります。

FeelLove vol.17

FeelLove vol.17 (祥伝社ムック)坐禅ガール2

祥伝社より発売されました「FeelLove Vol.17」にイラストを描きました。
田口ランディ氏の連載小説「坐禅ガール2」、見開き扉にモノクロイラスト1点描いてます。
モノクロですが、FeelLoveはインクがセピアなので、イラストも文字もどこかノスタルジックな雰囲気が出る気がします。

前回もイラストを描かせていただいた第1回とはまた違う女性の物語。
愛や死生観に心ゆらぐ女性の述懐が今回も綴られています。

私はてっきり第1回の坐禅を始めた女性の物語が続いていくものと思っていたので、この第2回の原稿を拝読したとき、登場人物も違ければ坐禅も登場せず、「あれっ?」と思ってしまいましたが、なるほどこれも「坐禅ガール」なのかもしれないな……と思いなおしました。

次はどのような展開になるのか、とても楽しみです。

ミステリーズ!vol.59

ミステリーズ!  vol.56kikiya_kebyo.jpg

東京創元社発行「ミステリーズ!vol.56」、市井豊氏の読切短編「恋の仮病」の扉絵を描きました。
「聴き屋」シリーズ最新作です。

今回は聴き屋の柏木くんが心理学部の教壇に立ち、自ら「失敗談」を語ります。
おなじみ、同級生ながらミステリ作家で女装がとても美しい川瀬と、柏木と川瀬の関係を疑う腐女子の後輩梅ちゃんが登場してあいかわらずにぎやかです。
そして羊羹が食べたくなります。

そうそう、川瀬がメガネ男子なのは私の趣味です。
文中にはメガネについてはなにも描写がないのです。
勝手にメガネ描いて申し訳ない。

最近、先輩登場しないなあ~。

「聴き屋」シリーズをまとめて楽しみたい方は単行本でゼヒ!
いままで私が描かせていただいた扉絵も収録されてます。

聴き屋の芸術学部祭 (ミステリ・フロンティア)

BOOKS昭和堂さんでフェア開催中

11月より、千葉県津田沼駅前のBOOKS昭和堂さんで、スカイエマの装画本フェアを開催しております。

ウッソ~!マジで?!
この目で見るまで信じられな~い!
(誰)
ということで、いつものことながら、疑い深い私は自分の目で確認するまではなんだか大きな声で告知もし辛く、先日お店のほうにお邪魔してまいりました。

R0017516.jpg
(↑クリックででかい画像に。以下同様です)

津田沼駅北口出て陸橋を右にすすむとお店の入っているビルで、その2階の入り口から入りましたが、そこから3階の書店に上がる階段脇にでかいポスターがババーン!
なんだかやたら見覚えがある絵が~~
というか、私自身がこの絵を使ってくださいと指定したのですが
とはいえ、圧倒されてどぎまぎしてしまい、いざとなるとまっすぐ視線をポスターに合わせられない……!

R0017520.jpg

お店に上がってすぐの所、誰でも嫌でも目にしてしまうであろう一等地(たぶん)にフェアの棚が!
ギャーなんか棚の下のほう太字で「スカイエマ」の5文字がッ!
二つも?!
連呼されているようでなんか耐えられない……ッ!

R0017527.jpg

棚を拝見すると、我が家の本棚ではおなじみの本たちがここでも集結している!
しかも面出しで!
さらに一冊一冊にポップを付けていただいているという贅沢さ!!

ギャーーーッ!(心の叫び)

もう、感激を通り越して衝撃で、なんだか目が泳いでしまって正視できない状態だったので、あとでゆっくり写真で拝見しようと思って写真をぱしゃぱしゃ撮らせていただきました。
はあ、ビックリした。

企画してくださった書店員さん方にもご挨拶させていただきましたが、「ありきたりの感謝の言葉では言い表せない」級の感謝感激でしたのでうまくこの気持ちがお伝えできたかどうか。

というか、書店員さんにお話を伺って、書店員さんというのはやはり本が大好きでらっしゃるのだなあ~と、考えてみれば当たり前なのかも知れないのですが、その当たり前のことを目の当たりにして、ちょっと驚いてさらに感激しました。
ほんとに今更ですが、本が好きな方々に本は支えられているのですね。
机の前に座っているだけではなかなか実感できないことを教えていただき、自分のお仕事に対しての姿勢を改めて正してがんばっていきたいと強く思いました。


開催にあたってはポプラ社さんに大変お力添えいただいて、お買い上げ特典用の装画のポストカードを4種作っていただきました。

光車よ、まわれ! (ポプラ文庫ピュアフル)黒揚羽の夏 (ポプラ文庫ピュアフル)
月のうた (ポプラ文庫)忍剣花百姫伝(1) (ポプラ文庫ピュアフル)

以上の4種の本をご購入いただくと、それぞれのポストカードがついてきます。
私も何かご協力を……ということで、ポストカードにサインを入れさせていただいてます。

といっても、私のサインはカタカナで「スカイエマ」って書いてあるだけなので、ご覧頂くと
「えっ……」
って思われることうけあいです……。
「スカイエマ」サインを黙々と量産してましたら、家族にも
「サインって結構重要だと思う……」
と釘を刺されました。
以前ほかのイラストレーターさんに見せて、とっても大うけしていただいたこともあります。
そうやって微妙にこのサインに歴史を刻んでしまうと、今更替えようにも替え辛く……。

ほかにも、色紙なるものを初めて描かせていただき、それを飾っていただいてます。
色紙、寄せ書きとかはさすがに書いたことがありますが、一人で占有して描くのは初めてで……
これ以上何を言っても所詮言い訳になってしまいますのでいいませんが、心だけはガッツリこもっているので、温かい目で見ていただけたら幸いです。
(結局最後まで言い訳)

11月いっぱいの開催と伺っておりましたが、今日書店のほうに行かれたポプラ社の方のお話によりますと、まだ引き続き開催されている模様です!
開催、いつまでだろう?
分かりましたらまたご報告いたしたいと思いますが、11月は忙しくて見にいけなかったようという方もまたぜひ、ご覧いただけましたら(そして本をご購入いただけましたら)大変嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。

プロフィール

なぜか私が山間部に住んでいる珍獣のようなことになっているのが最大の謎。

小説屋sari-sari 12月号

小説屋sari-sari12月号

角川書店から配信されました、電子書籍版「小説屋sari-sari12月号」にイラストを3点描いてます。
今回は雪の世界で楽しむアリスたち。
ウィンタースポーツとか、ゆきだるまとか、かまくらとか、そんな感じで遊んでます。
ぜひ皆さんのPCやらスマートフォンやらに取り込んでいただきたいです。

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